休職

【体験談ブログ】適応障害になったあなたへ。自分を守れるのは自分だけ。明るい未来はその先にあるよ

私は適応障害と診断され、休職していました。

この記事は休職させていただいて、2か月が経った頃に書き記したものです。

適応障害とは、厚生労働省のe-ヘルスネットによると以下の通りです。

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。

引用:適応障害|e-ヘルスネット(厚生労働省)

私の体験談が誰かのためになるかもしれないと思って、今回書こうと決めました。

長文になりますので、必要な部分をゆったりした気持ちで読んでいただければと思います。

なお、当時の思いを書きなぐったもののため、長文で乱文となりますが、あえてそのままの表現にしています。

最後まで読んでいただけるとうれしいです。

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適応障害になったあなたへ

「今」が苦しいですよね。

誰に何と言われようと、「自分が苦しい、辛い。」と思うのはうそでもなんでもない

まぎれもない事実なんです。

我慢することではありません。

というか、我慢なんてものは通り越していますよね。

苦しいことや辛いことは、人生であるはずです。

でも、自分がこれ以上は無理だと感じたのは間違いじゃありません。

人はいろいろなことを言うでしょう。

他の人にとってはちっぽけなことなのかもしれません。

でも、自分にとっては大変なことなんですよね。

それを認めていいんです。

一番伝えたいのは、「自分を守れるのは自分だけ。」ということ。

迷うことなんてないんです。

会社や家族、いくら仲の良い友人であっても、自分の人生の責任を取ってくれないのだから。

とにかく自分を、自分の気持ちを、自分の身体を大事にしてほしいと思います。

不安に思う気持ち。異常をきたしているとき

今、とてもとても言葉にできないほど苦しい思いで、不安が一杯だと思います。

  • 「なんで私が?」
  • 「これまで一生懸命頑張ってきたのに。」
  • 「ほかの人はこれくらい乗り越えているのに。」
  • 「信じたくない。」
  • 「この先どうしていけばいいの。」

身体に、体調に異変が起きている人もいるし、

心が言うことを聞いてくれないという人もいますよね。

精神科医の先生の話であったんですが、

「あれ?なんかおかしいかも?」

って少し自分で気づく時点で相当状態が悪くなってるそうです。

でもそういう時は、

「まぁ大丈夫かな。寝れば治るかな。」

ってそのままにする人も多いです。

私もそうでした。

そして、それが目に見えるほどになると

「あ、ヤバいかも。」

ってときには状況は深刻化していると言っていました。

でも、どんなときでも遅すぎることはないって思います。

その時の行動で未来は変わります。

私、心って軽視されてるって思うんです

私、心って軽視されてるって思うんです。

身体は目に見えるけど、心は目に見えないから。

例えば手を怪我をしたら、目に見えるから

「どうしたの?大丈夫?何かあったら言ってね。」

そうやって、声をかけてくれる人がいる。

でも、心が傷ついていても、見えないから

  • 「それくらいで、弱音言って。」
  • 「それくらい、自分も乗り越えてきたよ。」
  • 「みんなそうだよ。」

でも違うんです!

人それぞれ感じ方は違うから。

あなたは良くても、私にはどうしても心に引っ掛かるから。

心の健康が何よりも大切です。

心に栄養が足りていないと、何の原動力も湧かなくなるんです。

心が死んだら、次第に身体にも影響がでるんです。

でも、これは経験した人でないと分からないんじゃないかなって思います。

言い方があっているか分からないけれど、心を病んだ人にしか分からないのかもしれません。

でも何度でも何度でも言います。

心の健康が何よりも大事なんです。

とにかく、自分を大切にしてください

私の体験談(適応障害になるまで)

ある時、仕事に行けなくなりました

ここで、私の体験談について少しお話します。

「今がしんどい」という人にとっては、読むのが辛くなってしまうかもしれません。

もしその場合は、ここまででブラウザバックしていただいてかまいません。(明るい話題ではありませんが、またいつかお会いできる日を楽しみにしています。)

ご自身の体調に合わせて選択してくださいね。

私はある時、仕事に行けなくなりました。

  • 業務量の多さ
  • 人間関係が上手くいかない
  • マルチタスクをこなせない
  • 自分に自信を失う
  • 毎日のように泣いてばかり
  • 寝ても回復しない
  • あわただしい毎日に記憶を失う
  • 「すべき」「しなければいけない」
  • 自分はダメな人間だ
  • 自分が悪い

もう、正直めちゃくちゃでした。

目の前で起きることについていけなくなっていました。

でも、必死に仕事に行きました。

家で家族と話をして、寝て、起きて、仕事に行って

少しずつ次の日への気力が削がれていきました。

自分のことを否定して

自分の心を自分で傷つけていました。

自分を自分で傷つけることが一番自分にとってしんどいことです。

人が一番苦しいのは、「自分が自分を信じれなくなったとき」というのは、【読書】苦しかったときの話をしようかービジネスマンの父がわが子のために書きためた「働くことの本質」(森岡 毅)の記事で書きました。

ある朝、相談事をすると上司に

「それはあなたの力不足だ。」

と言われました。

その言葉は間違っていなかったのかもしれません。

本当に自分の力不足だったのかもしれません。

でも受け止めきれず、トイレで隠れて泣きました。

それでも、笑顔で仕事に戻りました。

ある時は、

「自分を変えろ!」

と言われました。

自分でも分かっていたつもりです。

このままではいけないって。

でもどうにもならなかったんです。

「何が」「どうして」

なんて一つの物事だけではなかったと思います。

多分これまでのことがどんどんどんどん積み重なった結果でした。

仕事に行けなくなって、

罪悪感と不安とどうしようもない気持ちがこみ上げてきて

一人で家で泣きました。

夕方不安になって、夫が帰ってきたら泣きつくこともありました。

家族にも理解してもらえないんだって

勝手に思って、自分を追い詰めて、

「自分なんていなくなればいいのに。消えたい」

と初めて思いました。

自分に価値を感じられなくなっていました。

何を言われても悪いほうにとらえてしまうのは

病気の症状なんじゃないかなって今になって思います。

メンタルの病院に電話したら、予約は1か月先でした。

正直、その期間は長かったです。

病院受診予定の日までにいろいろなことがありました。

不安で、不安でたまらなくなりました。

どうしようもない気持ちをどうすることもできませんでした。

誰にもこの気持ちは分かってもらえないと絶望しました。

明るい未来は全く見えませんでした

病院受診予定の日まで待てませんでした。

周囲の人の意見を参考にして

別の病院に電話しました。

すると、すぐに受け付けてもらえることになりました。

それだけで救われた気持ちになりました。

私の不安のピークはメンタルの病院に行く直前でした。

適応障害は「脳の疲労」なんです

仕事をお休みして、10日ほどが経った頃

私は初めて心療内科に行きました。

そこで、自分の思いを話しました。

初診でたくさん時間を取ってもらえました。

そこは初めての病院、

初めての心療内科、

とってもどきどきしました。

結果、

「適応障害」で60日の自宅休養が必要

という診断書を受け取ることになりました。

その頃は問診票を書くことも、話すことも、

そもそも病院に出向くこともしんどかったです。

やすことなすことに体力を消耗してクラクラしました。

そこで、主治医の先生に言われました。

適応障害は、脳の疲労と言われているんです。脳の疲労を取るためには、休むことが大切なんです。」

私はその言葉の意味を、その時に深く理解することができなかったけど、

でも休むことが必要と病院の先生に行ってもらえてうれしかったです。

診断書をいただいたことで、

私のわがままじゃなかったんだとも思いました。

あとは、他に、相談したことがありました。

「私の家族はあと1か月、良い区切りだからそこまで頑張れって言うんです。それがしんどいです。」

自分でも、

「責任を持ちたい」

という思いはありました。ふつうはそこまで頑張るんじゃないか?と。

でも、もうここがギリギリだったんです。

そうすると主治医の先生は、

適応障害で休むのは、ずる休みじゃないんです。必要だから言っていることです。それは家族にも理解してもらって協力をもらってください。」

「ずる休みじゃない」

ものすごく、ものすごく、救われました。

どん底の自分~時間が癒してくれる~

気持ちが落ち込んでいるときに思ったこと

  • もう笑えない
  • 明るい未来はない
  • 愛想笑いなんてできない
  • 大丈夫なんて言えない
  • 頑張りますなんて言えない
  • ウソでも笑顔の絵文字→😊使えない

落ち込むこと、不安に思うこと

それも含めて症状だと思っていいと思います。

そのときの私に必要なのは、休むことでした。

時間が癒してくれます。

もし薬を処方されたのなら、薬を飲むことで元気に近づけてくれます。

寝ていいいんです。

食べたいときに食べてください。

何もしなくていいんです。

そのままのあなたでいてほしいと思います。

明るい気持ちになれるんです。 

時が経てば 生きてさえいれば。

そう、生きてさえいれば。

適応障害で休職中にすべきことについては、次の記事に書いています。

体験した気付きを書きました。気になる人はぜひ!

適応障害で休職中にすべきことは「自分がしたいこと」をすること 今回の記事で一番いいたいのは、適応障害で休職中にすべきことは、「自分がしたいこと」をするということです。 この記事では、...

心が健康ならやれる

身体の不調、心の不調で苦しい思いをすると

優しくなれます。

他人にも、自分にも

何よりも、「自分に厳しい人」が多いんじゃないでしょうか?

私もそうでした。

少し元気になったらやってみてください。

  • 自分を自分が認めてあげること
  • 自分のことを知ること
  • これまでの頑張りも認めてあげること

自分を「よしよし」してあげてください。

心は原動力になります。

心が健康ならまたやれます

健康を取り戻すなかで、「手放したいこと」については、次の記事でまとめました。

うつ状態から楽に生きるために手放したひとつの考え方。「理解してほしいと思うこと」をやめる みなさんには大切な人はいますか? 親やパートナー、兄弟、友人など……「何でも話せる」という人が誰かしらいるのではないでし...

追記:このブログを書いた1か月後の自分より(2023年5月27日現在)

この記事を書いた時よりも、確実に元気になっています。

それは「力が出てきている」という感じです。

見た目的には、「もう元気なんじゃない?」と言われることもあるかもしれません。

日常生活を送れるようになり、健康にはなりました。

でも、自分の中から「パワー」が出てくるのにはとても時間がかかります。

今の私から言えることは、落ち込んだところから無理して気持ちを引き上げないということです。

少しずつで大丈夫です。自分を大切にしていきましょうね。

まとめ:自分を大切にしてあげてください

適応障害になって不安でいっぱいですよね。

少し先の未来を見た私からすると、

明るい未来は待っていますよ。

自分を大切に、自分の心の健康を大切に、生きてください。

体調がすぐれないなか、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

以上、「【体験談】適応障害になったあなたへ。自分を守れるのは自分だけ。明るい未来はその先にあるよ」という記事でした。

次の記事、「【体験談】教員7年目、休職中の過ごし方。自分のペースで歩もう。」に休職中にしたことをまとめています。

ぜひご覧ください。

【体験談】教員7年目、休職中の過ごし方。自分のペースで歩もう。 休職中の過ごし方についてまとめました。 本記事では、教員7年目で休職することになってからやってみたこと・考えたこと・心がけたこと...
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