今回の記事で一番いいたいのは、適応障害で休職中にすべきことは、「自分がしたいこと」をするということです。
この記事では、適応障害で「休職中に何をしたらいいか分からない」という不安な気持ちの人に向けて、なぜ自分がしたいことをすべきなのか、具体的にはどう行動したらよいかなどをお伝えします。
適応障害とは
ちなみに、適応障害とは次のように記されています。
日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。
e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/)
休職とは
休職とは、次のように記されています。
goo辞書
休職中は「自分がしたいこと」をすべき理由
休職するということは休養が必要だということです。自分のペースで、自分がしたいことをしていくことが長期的な目線で見て、心身の健康の回復に繋がるからです。
実際、私が適応障害で休職中の失敗談です。
休職して1日目、「休職中のこの時間を有意義に過ごさないといけない。」と焦っていました。
インターネットで「適応障害 すべきこと」と検索しまくりました。
すると、調べている段階で疲れ果ててしまいかえって体調を悪化させてしました。
休職する一番の目的は、心身の健康を取り戻すことです。
何よりも体調の回復が最優先なのです。「自分ができるようになったこと」に目を向け、ゆっくりと自分と向き合うことが大切です。
休職中に「自分がしたいこと」を思い浮かべる方法
「自分がしたいこと」をすべきだと言われても思い浮かばないかもしれません。
まずはどうすればよいかというと、どんなに小さいことでもいいので「自分がしたいこと」を叶えてあげてください。
「自分がしたい小さいこと」というのは、
- 「寝たければたくさん寝る」
- 「食べたければおやつを食べる」
- 「見たければYouTubeを見る」
というようなことです。
少し元気があるときには図書館に行き、「適応障害のことがよくわかる本」など適応障害に関する本や目につく本絵を手に取ってみるのもよいと思います。
ですが、「休む」ということを真剣に考えるうえで、「誰のためでもない、自分だけを喜ばせるための時間や価値観」を育てるのは、本当に大切なことです。
なぜなら、「自分が今、快いと感じているのか不快に感じているのか」「自分が何を本当に楽しいと感じるのか」といった自分の本来の感覚や感情よりも、「他人にとって都合の良い価値観、ルール」を優先したからこそ、彼らは自らの心身を、崩壊するまで酷使するに至ってしまったからです。
我慢して生きるほど人生は長くない(鈴木裕介)
精神科医の鈴木裕介さんが書いた「自分の人生を生きれるようになる本」を紹介している、次の記事、【読書】我慢して生きるほど人生は長くない(鈴木裕介)もぜひ読んでみてください。
休職初期にしっかりと休養を取ることが大切です。
何もしないことを積極的にしておくとよいです。
体調不良が改善ができ、動きたいという欲求が少しずつ自然に出てきたら、次のステップに移ればよいのです。
そして、自分が楽しいと思えることを中心に少しずつ活動量を増やしていきます。
行動ステップとしては、
- 休む。何もしない。
- 動きたいと思えるようになったら、「自分がしたい小さいこと」から叶える
- 徐々に自分が楽しいと思えること広げていく
がおすすめです。
どう休めばいいか分からない方は、次の方法も試してみてくださいね。
「どう休んだらいいかわからない」という人は、スマホを家に置いて、公園や川辺など、なるべく自然が豊かで静かな場所に行き、まずは1時間だけでいいので、ベンチに座って、ぼんやりと呼吸だけしてみてください。
できれば、深呼吸もしてみましょう。
我慢していきるほど人生は長くない(鈴木裕介)
自分のための、ゆったりとした時間を過ごせるはずです。
まとめ:休職中は「自分がしたいこと」をしよう
今回の記事で1番いいたいのは、適応障害で休職中にすべきことは自分がしたいことをするということです。
- なぜかというと、長期的な目線で見て心身の健康の回復に繋がるから。
- 小さいことでもいいので「自分がしたいこと」を叶えてあげる。
以上、「適応障害で休職中にすべきことは「自分がしたいこと」をすること」という記事でした。